スチームフード

ページを繰るだけで、じっとりとした蒸気のムレ感や温度感が伝わり、蒸気といっしょに料理の香りまで感じられそうな、そんな臨場感あふれる料理写真のオンパレード。かと思うと、まるで日本画のような静的な美がただようページもあり、実用料理書の範疇を越えたビジュアルアートの要素もたっぷりです。
この世界を創り上げたのは、優れた才能の集結—-著者2人の独創性あふれる感性、写真家小泉佳春の表現力、ブックデザイナー中村善郎の構成力です。変わりゆくビジュアルクックブックの流れの中で、本書はエポックメイキングな1冊になるかもしれません。
蒸籠という装置を”飼い慣らす”ことから、本書は読者を手引きしていきます。蒸籠を湯のたぎった鍋の上にポンとのせ、あとは身近な野菜を好きなように切って入れるだけ、と説くのが序章。
第2章「湯気に親しむ」では、シンプルな前菜、粋な一品料理や酒の肴が湯気の中から姿をあらわします。
第3章「手間隙をたのしむ」では、スチームフードの真骨頂ともいえる、じっくり時間をかけ蒸し上げることで生まれる滋味深さと、意表をつく素材合わせで、蒸すことの奥深さを知ることになるでしょう。
第4章「粉生地蒸しもの」では、中国風の蒸し餃子や少々変わった甘辛花巻を生地の作り方からていねいに解説。
そして最終章の「湯気でお菓子をつくる」では、目にも口にもやさしい、おっとりとしたデザートを披露します。

内容(「MARC」データベースより)
スチームフードとは、著者が提唱する蒸して作る料理。メニュー開発とプレゼンテーションの実力派コンビが、現代的で、見せる魅力にあふれたおいしいメニュー70余品を披露。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
長尾 智子
料理研究家。東京生まれ。(株)ハナダでメニュープランニングやケータリングの経験を積んだ後、1992年に独立。本や雑誌の料理製作・執筆のほか、メニューコンサルティング、プランニングなど、食を中心とした企画開発も手がける

福田 里香
料理研究家。福岡生まれ。武蔵野美術大学卒。本や雑誌の料理製作・執筆のほか、ウィンドウディスプレイ、同人誌の主宰、フードプランニングも手がける。 2002年8月アートワークショップ「KIDS ART WORLD AOMORI」に参加、『FOSSIL FOOD PARTY PROJECT』を出品(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

amazon.co.jpより抜粋




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