ベニシアの京都里山暮らし

イギリスの貴族社会を飛び出し、インドを旅してきたベニシアが、日本の里山で見付けた幸せの種。34のエッセイと、24のメッセージ。日本の自然と伝統文化をこよなく愛するイギリス人女性ベニシア。京都・大原の里山で、築100年の民家に住み、コテージ・ガーデンを作りながら暮らす中で、少しずつ見えてきた、植物の力、環境問題や食の安全、これからの教育や職業の選択などについて語ります。

本書より一文

庭のチューリップやスイセンの花びらに比叡山の肩から顔を出した柔らかな陽が戯れ、朝霧がキラリと輝いています。家族がまだ寝ている時間、私は庭のハーブの手入れや書き物をしてひとりの時間を楽しみます。朝日を浴びて活気づいていく草花や野菜たち。モンシロチョウが飛び交い、野鳥のさえずりが聞こえます。そんな素敵な朝はここに住むことを許してくださった神様に自然と感謝の気持ちが湧いてくるのです。

目次

私の小さな農家と庭
ハーブから元気をもらう
ハーブに導かれて
妖精が棲む大原の自然を次世代に
生き方の選択
新鮮で安心できる食べ物

著者について

ベニシア・スタンリー・スミス (Venetia Stanley-Smith)
ハーブ研究家。1950年、イギリスの貴族の館で知られるケドルストンに生まれる。
19歳の時、貴族社会に疑問を持ち、イギリスを離れインドを旅する。71年に来日。
78年より京都で英会話学校を始め、現在の「ベニシア・インターナショナル」を設立。96年、大原の古民家へ移住してハーブガーデンを作り始める。
四人の子供と二人の孫を持つ。ハーブやガーデニングに関する記事を雑誌や新聞に執筆。



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