フードバンクという挑戦

缶づめが少しへこんだ,運送用ダンボールが破損した,ラベルが少し曲がってる…….賞味期限内なのに「完全でない」からと捨てられる大量の食べ物.そのかげで増える,困窮する人びと.これ,なんとかならない? 両者をつなぐフードバンクは新しい「もったいない」の形.いま,各地でフードバンクの挑戦がはじまっている.

本書からの一文

余っている食べ物を困っている人に。フードバンクの原理は至ってシンプルだ。「余っている」と聞くと、多くの人は「賞味期限切れの売れ残り品」を連想するかもしれない。だが、フードバンクは賞味期限が切れている食品は一切扱わない。「なぜかって?安全で十分においしく食べられる食品しか扱いたくないからです。それに、賞味期限内の食品を引き取るだけでも、倉庫が満杯になってしまいます」。

著者略歴

大原 悦子
ジャーナリスト。1958年東京生まれ。津田塾大学国際関係学科卒業。82年、朝日新聞社に入社。東京本社学芸部記者として文化面などを担当。在職中にハーバード大学ケネディ行政大学院修士課程修了。99年フリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



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