現場で生まれた100のことば

あくなき技術へのこだわり、したたかに不況をくぐり抜ける知恵、そして人生の深い哀歓にじむ、ものづくりの現場が生んだ名言100。ビートたけしと著者の対談つき! 金型工、刃物鍛冶、世界一の製品をつくる「現代の名工」等々、ものづくりに励む職人たちが手でつかみ、体で覚えた仕事への誇り―みずから旋盤工として50年間働きつづけた著者だから聞けた職人たちの味わい深いことばに、詳しい解説と、町工場を撮りつづけてきた飯田鉄の写真を織り交ぜた名言集。 本書より一文 「楽しんで働けなければ、職人じゃないですよ」(刃物鍛冶) 「むずかしい仕事というのは、やればやるだけ技術があがります」(ネジ等製造) 「腕のよしあしは仕方のないことだが、他人にかばってもらいながら、えへらえへら笑っていられるような男にはなるな」(機械部品製造) 「夜はぐったりと眠りこけて夢もみないけれど、仕事しながらみんな仲良くやって。だからわたしは昼間夢みてますのや」(縫製) 「泣きごとばかり並べてると仕事が逃げていきます。銀行だって、笑顔で行かなけりゃ金を貸してくれませんよ」(機械部品製造) 著者について 小関智弘(こせき ともひろ) 元旋盤工・作家。1933年東京・大森生まれ。都立大附属工業高校を卒業後、1951年から2002年まで約50年間、旋盤工として大田区の複数の町工場で働く。そのかたわら、1975年頃から、みずからの労働体験に根ざしたノンフィクションや小説の執筆をつづけている。おもな著書に、『粋な旋盤工』、『春は鉄までが匂った』、『大森界隈職人往来』(第8回日本ノンフィクション賞)、『職人学』(第4回日経BP Biz Tech図書賞)、『道具にヒミツあり』など。小説では、芥川賞、直木賞の候補にそれぞれ2度挙げられ、作品はNHKでドラマ化された。このほか、NHK「人間講座 ものづくりの時代」(2001年)講師をはじめとするテレビ出演や、新聞・雑誌への寄稿、講演活動なども精力的に行なっている。

ヴィレッジフォン グラミン銀行によるマイクロファイナンス事業と途上国開発

グラミン銀行のヴィレッジフォン・プログラムは、農村の貧しい女性たちに、救いの手をさしのべる事業となるはずであった。マスメディアが伝え得なかった実態を、詳細な現地調査により明らかにする。マイクロクレジットを活用した社会開発プロジェクトの効果と問題点に迫る。 本書より一文 ユヌス博士は次のようなアイデアを得た。人々は、やる気や知性、あるいは身体的能力に欠けているから、すなわち個人的な資質に欠けているから貧しいのではない。資本の欠如という構造的問題故に貧しいのだ。 目次 途上国開発とマイクロファイナンスの展開 バングラデシュのNGOとグラミン銀行 ヴィレッジフォンの盛衰と貧困の克服 ヴィレッジフォンとエンパワーメント バングラデシュにおける移動体通信網の展開 書評 2006年のノーベル平和賞を受賞し一躍「社会起業家」として時の人となった、グラミン銀行ムハマド・ユヌス総裁。同行の無担保での小口融資の返済率は98%と言われているが、その返済率を実現している背景には「保証人」の仕組みがある。借りる人が「5人組」を作り、返済は連帯責任制となっている。この仕組みについて知っている人は少ないのではないか。村の人達の連帯感を活用したビジネスモデルだ。 こういう綿密が戦略があり成功した金融サービスの次にグラミン銀行が仕掛けたのが、このヴィレッジフォンというテレコム事業。グラミン銀行の社員がマイクロクレジットを活用して携帯電話を購入し、それを住民に貸し出し利益を得る、といういわば金融事業だ。報道ではこのヴィレッジフォン事業の成功が報道されており、実際に2003年頃から急速に事業が拡大しているようだが、現地調査によりその実態に迫った書籍。 例えば、成功要因の一つはバングラディッシュの地形にあった、という点。山間部がなく殆ど平地なので電波障害に苦慮する必要がないので、インフラが整備がコスト的にも人的にも比較的容易だったという話など。 グラミン銀行グループの今を詳細に知る事ができます。

職場をしあわせにするウブントゥ――アフリカの知恵がもたらす、信頼と感謝のチームワーキング

仕事も人間関係も、必ずうまくいく。心に“ウブントゥ”を持ちさえすれば。 (more...) [1] [1] http://ryokushodo.com/?p=412#more-412

脱「ひとり勝ち」文明論

『脱「ひとり勝ち」文明』 = 世界全体が豊かになる + 地球環境が良くなる。不況対策も地球温暖化もエネルギー問題も全て解決!!エリーカ開発者が語る、「太陽電池と電気自動車」が作る新文明!未来はこんなに明るいのだ! (more...) [1] [1] http://ryokushodo.com/?p=409#more-409

頭のいい人は亜麻仁油を飲んでいる!

頭とカラダが冴えてくる、パワーエリートの食のバイブル。ビジネス・エグゼクティブたちが熱狂した、あの伝説のレストラン「キヨズキッチン」オーナーによる、‘できるビジネスマン’を続々排出してきた食の知恵が一冊に。理想の自分をつくる朝から夜までの24時間の食べ方が、シーン別、悩み別で紹介。著者やクライアントが実践してきた、脳を活性化するオイル「亜麻仁油」活用法や、ハイパフォーマーになるための食べ方リズム、かんたんパワーアップレシピもついて、頭もカラダもスマートになるヒントが満載です。 ・ 言葉と行動にキレが欲しいとき ・ 大事な会議の前など、脳をフル回転したいとき ・ 企画書作成など、集中力を発揮したいとき ・ 熟睡して疲労をリセットしたいとき ・ カラダのラインが崩れてきたなと思ったとき ・ 若返りたい、外見力をアップしたいとき ・ 視力低下、眼精疲労を防ぎたいとき ・ 心をコントロールしたいとき、etc… 内容(「BOOK」データベースより) 勝負の日はオメガ3オイルで脳を活性化、言葉にキレがほしいときは豆…ほか、ダイエット、メタボ解消にも役立つ一冊。頭とカラダが冴えてくる、パワーエリートの食のバイブル。理想の自分をつくる朝から夜までの食べ方がわかる本。 著者について 南 清貴 (みなみ・きよたか) 1952年生まれ。フードプロデューサー&オイル研究家。舞台演出の勉強の一環として整体を学んだことをきっかけに、体のパフォーマンスをアップするのは食であることを知り、栄養学を徹底的に学ぶ。のちに1995年代々木上原に伝説のレストラン「キヨズキッチン」をオープン。最新の栄養学を料理の中心に据え、自然食やマクロビオティックとは一線を画した新しいタイプの創作料理を考案・提供し、メディアから注目を浴びる。現在、「ナチュラルエイジング」という新たなキーワードを打ち立てレストランを閉店、全国のレストラン、カフェなどの業態開発、企業内社員食堂やクリニック、ホテル、スパなどのフードメニューの開発に力を注ぐ。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 南 清貴 1952年生まれ。フードプロデューサー&オイル研究家。舞台演出の勉強の一環として整体を学んだことをきっかけに、体のパフォーマンスをアップするのは食であることを知り、栄養学を徹底的に学ぶ。1995年代々木上原に伝説のレストラン「キヨズキッチン」をオープン。最新の栄養学を料理の中心に据え、自然食やマクロビオティックとは一線を画した新しいタイプの創作料理を考案・提供し、メディアから注目を浴びる。現在、「ナチュラルエイジング」という新たなキーワードを打ち立て、レストランを閉店、全国のレストラン、カフェなどの業態開発、企業内社員食堂や、クリニック、ホテル、スパなどのフードメニューの開発に力を注ぐ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) amazon.co.jpより抜粋 [1] [1] http://www.amazon.co.jp/gp/product/4062821214?ie=UTF8&tag=lohasingnet-22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4062821214

サステイナブルなものづくり

ものづくりに関わっている、もしくは関わろうとしている方々はきっと為になるビジネス書。 (more...) [1] [1] http://ryokushodo.com/?p=357#more-357

地球のハローワーク

世界中の人々の働く姿が詰まった写真集! (more...) [1] [1] http://ryokushodo.com/?p=324#more-324

自然農法わら一本の革命

内容(「BOOK」データベースより) 耕さず、草もとらず、肥料もやらず、しかも多収穫!“現代の老子”が語る無の哲学と実践。 内容(「MARC」データベースより) 田も耕さず肥料もやらず、農薬も使わず、草もとらず、しかも驚異的に実る稲が実証する緑の哲学。世界が注目する日本の自然農法、自然食の原点や、行きづまるアメリカの農業などを紹介。1983年刊の新版。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 福岡 正信 1913年、愛媛県伊予市大平生まれ。1933年、岐阜高農農学部卒。1934年、横浜税関植物検査課勤務。1937年、一時帰農。1939年、高知県農業試験場勤務を経て、1947年、帰農。以来、自然農法一筋に生きる。1988年インドのタゴール国際大学学長のラジブ・ガンジー元首相から最高名誉学位を授与。同年アジアのノーベル賞と称されるフィリピンのマグサイサイ賞「市民による公共奉仕」部門賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) amazon.co.jpより抜粋 [1] [1] http://www.amazon.co.jp/gp/product/4393741412?ie=UTF8&tag=lohasingnet-22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4393741412

そうだ、葉っぱを売ろう!

村上龍氏、大絶賛! 「横石知二さんは現代の二宮尊徳だと思う。重要なのは「町興し」「村興し」ではなく、その土地に生きる一人一人が目標と生きがいを持てるかどうかだと、見事に証明して見せた。」 テレビ東京『カンブリア宮殿』に著者出演で大反響! “好期”高齢者による地方再生の成功物語 ■マスコミで大反響! 徳島の小さな町の奇跡が遂に書籍化 男は朝っぱらから大酒をあおり、女は陰で他人をそしり日々を過ごすどん底の田舎町。この町でよそ者扱いされた青年が、町民の大反発を買ったことから始まった感動の再生ストーリー。今では70代、80代のおばあちゃんたちが、売上高2億6000万円のビジネスを支え、 人口の2倍もの視察者が訪れる注目の町に変貌。著者が二十数年かけて成し遂げた、命がけの蘇生術の全貌が明らかになる! ■地方再生、老人福祉、事業改革など、成功のヒントが満載! おばあちゃんが葉っぱを売って年収1000万円!?なぜ人口の倍もの視察者が来町するのか?新聞、テレビ、雑誌の取材が、こんなにも後を絶たないのか? 内容(「BOOK」データベースより) 男は朝っぱらから大酒をあおり、女は陰で他人をそしり日々を過ごすどん底の田舎町。この町でよそ者扱いされた青年が、町民の大反発を買ったことから始まった感動の再生ストーリー。今では70代、80代のおばあちゃんたちが、売上高2億6000万円のビジネスを支え、人口の2倍もの視察者が訪れる注目の町に変貌した。著者が二十数年かけて成し遂げた命がけの蘇生術の全貌が明らかになる。 レビュー 出版社からのコメント ニューズウィーク日本版『世界を変える社会起業家100人』に選ばれた男の壮絶な生き様! 「今度から葉っぱを売ろうと思うんですけど、どうですか?」 「葉っぱを売るってで(・)? ハッハッハッ」 「タヌキやキツネであるまいし、葉っぱがおカネに化けるんだったら、そこらじゅうに御殿が建つわ」 まともに取り合ってくれる人は、誰もいなかった。それでも、これが成功すれば相当大きいと感じていた私は、何としてでもやりたかった。 「やってみなんだら、分からんでないか」怒りにも似たような、やる気が燃えたぎった。 ――「葉っぱはおカネに化けん!」より 著者について 1958年徳島市生まれ。79年徳島県農業大学校園芸学科卒業後、上勝町農協に営農指導員として入社。86年つまもの商品「彩」を開発、販売、91年特産品開発室長。96年上勝町役場産業課に転籍し、99年第三セクター「株式会社いろどり」取締役。2005年同社代表取締役副社長。02年アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー日本大会特別賞受賞、03年日本ソフト化大賞受賞、07年地域活性化担当大臣から「地域活性化伝道師」に、経済産業大臣から「地域中小企業サポーター」に、内閣官房および経済産業省から「地域産業おこしに燃える人」に、ニューズウィーク日本版『世界を変える社会起業家100人』に、それぞれ選ばれる。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 横石 知二 1958年徳島市生まれ。79年徳島県農業大学校園芸学科卒業後、上勝町農協に営農指導員として入社。86年つまもの商品「彩」を開発、販売、91年特産品開発室長。96年上勝町役場産業課に転籍し、99年第三セクター「株式会社いろどり」取締役。2005年同社代表取締役副社長。02年アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー日本大会特別賞受賞、03年日本ソフト化大賞受賞。07年地域活性化担当大臣から「地域活性化伝道師」に、経済産業大臣から「地域中小企業サポーター」に、内閣官房および経済産業省から「地域産業おこしに燃える人」に、ニューズウィーク日本版『世界を変える社会起業家100人』に選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) amazon.co.jpより抜粋 [1] [1] http://www.amazon.co.jp/gp/product/4797340657?ie=UTF8&tag=lohasingnet-22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4797340657

日本でいちばん大切にしたい会社

内容紹介 村上龍氏推薦! 本書の第1部で、著者は「会社経営とは『5人に対する使命と責任』を果たすための活動」であるとして、経営の目的を以下の5つに定めています。 1 社員とその家族を幸せにする 2 外注先・下請企業の社員を幸せにする 3 顧客を幸せにする 4 地域社会を幸せに、活性化させる 5 株主を幸せにする 多くの経営書では、会社は株主のものである、と書いています。また、「会社は誰のものか」という議論では「株主のもの」という考えが支配的で、経営の目的も「顧客満足」とか「株主価値の最大化」などということが当然のようにいわれます。 しかし著者は、みんな勘違いしている、と喝破します。会社は顧客のためのものでも、まして株主のためのものでもない、というのです。 社員が喜びを感じ、幸福になれて初めて顧客に喜びを提供することができる。顧客に喜びを提供できて初めて収益が上がり、株主を幸福にすることができる。だから株主の幸せは目的ではなく結果である――これが著者の主張です。 目からウロコが落ちる思いの経営者、社員の方々が大勢いるのではないでしょうか。 第2部では、そのことを実証する「日本でいちばん大切にしたい会社」が登場します。 心を打つ、胸にしみる現実のストーリーです。 働くことの意味、会社という存在の意味を深く教えてくれる、必読の1冊です。 内容(「BOOK」データベースより) なぜこの会社には、4000人もの学生が入社を希望するのか?なぜこの会社は、48年間も増収増益を続けられたのか?なぜこの会社の話を聞いて、人は涙を流すのか?6000社のフィールドワークで見出した「日本一」価値ある企業。 著者について 福井県立大学教授・静岡文化芸術大学教授等を経て2008年4月より法政大学大学院政策創造研究科(地域づくり大学院)教授および法政大学大学院イノベーションマネジメント研究科(MBA)客員教授。他に、国、県、市町や商工会議所等団体の審議会や委員会の委員を多数兼務。専門は中小企業経営論・地域経済論・産業論。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 坂本 光司 福井県立大学教授・静岡文化芸術大学教授等を経て2008年4月より法政大学大学院政策創造研究科(地域づくり大学院)教授及び法政大学大学院イノベーションマネジメント研究科(MBA)客員教授。他に、国、県、市町や商工会議所等団体の審議会や委員会の委員を多数兼務。専門は中小企業経営論・地域経済論・産業論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) amazon.co.jpより抜粋 [1] [1] http://www.amazon.co.jp/gp/product/4860632486?ie=UTF8&tag=lohasingnet-22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4860632486

東京自転車抜け道ガイド

出版社/著者からの内容紹介 自転車で気持ちよくサイクリングをしたい、買い物に行きたい、通勤・通学をした! そう思っていても、あまりに危険すぎる自転車の走行空間。いったい、どこを走ったらいいの? 気持ちよくて安全な自転車のための道路はどこ? という都市生活者の自転車生活を楽しくさせるヒントがたくさん詰まっている一冊です。安全ルートの探し方や東京都内のお薦めルートの紹介などが載っています!! 実走の取材でガイドする郊外と都心を結ぶ12のルートをメインに紹介しています。 01)国道17号(中仙道)抜け道ルート   戸田橋→旧中仙道→御茶ノ水駅 02)国道254号(川越街道)抜け道ルート   和光市駅→光が丘公園→池袋駅 03)目白通り抜け道ルート   谷原交差点→哲学堂公園→目白駅 04)青梅街道抜け道ルート   善福寺公園→和田堀公園→新宿駅 05)国道20号(甲州街道)抜け道ルート   調布駅→品川通り→水道道路→新宿駅 06)国道246号(玉川通り)抜け道ルート   二子橋→駒沢公園→渋谷駅 07)目黒通り抜け道ルート   環状八号等々力不動前→碑文谷→目黒駅 08)国道1号(第二京浜)抜け道ルート   多摩川大橋→旗の台→五反田駅 09)国道15号(第一京浜)抜け道ルート   六郷橋→旧東海道→品川駅 10)国道14号(京葉道路)抜け道ルート   江戸川大橋→小松川橋→浅草橋 11)国道6号(水戸街道)抜け道ルート   新葛飾橋→木根川橋→浅草橋駅 12)国道4号(日光街道)抜け道ルート   竹ノ塚駅→北千住→上野駅 通勤・通学自転車急増の時代、自転車のアクシデントゼロを目指す、快適&安全ルートを楽しみながら探す本!! 内容(「BOOK」データベースより) 通勤、通学、休日のサイクリングにも役に立つ郊外から都心まで快適で安全な12ルートを完全紹介。 amazon.co.jpより抜粋 [1] [1] http://www.amazon.co.jp/gp/product/4862120636?ie=UTF8&tag=lohasingnet-22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4862120636

中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚

『菜根譚』はおよそ四百年ほど前に、中国・明代の学者、洪自誠によって書かれた処世訓です。日本には江戸時代末期に伝わり、これまで非常に多くの人から愛読されてきました。中国よりも日本でよく読まれていると言われるほどです。 特に経営者や政治家、文化人に座右の書としている人たちが多く、東急グループの創業者・五島慶太、元首相・田中角栄、小説家・吉川英治、元巨人軍監督・川上哲治など、そうそうたる顔ぶれが愛読者だったと知られています。 本書(はじめに)より一文 中国は処世訓の国である。様々な書が工夫を凝らし処世の術を説く。その中でも、処世訓の最高傑作とされるのは、中国・明代の学者、洪自誠によって書かれた菜根譚(さいこんたん)である。「菜根譚を読む」と題して、現代的視点から解説を加えていく。 著者について 洪自誠(こう じせい) 明代の人。詳しい経歴は不明。儒教・仏教・道教を深く学び、互いに足りない部分を補って練り上げた人生訓の書が『菜根譚』である。 訳者プロフィール 祐木亜子(ゆうき あこ) 山口県生まれ。東北大学経済学部卒。日本での4年間のOL経験を経て中国西安の大学に留学。その後、上海の法律事務所で翻訳・通訳業務に携わる。現在は中国関係の著作に関わる傍ら、日中関係及びコミュニケーションに関する講演活動を行う。 著書に『となりの中国人』(小学館)などがある。 書評 処世訓というと、くどくどとした談義をイメージするが、菜根譚の内容は明快で簡潔な言葉の連続。例えば「自画自賛するものは成功せず、自分の仕事を誇る者は長続きしない」という訳など。 菜根譚のニュアンスは「全体的にゆるい感じ」。対人関係や仕事においても少し譲ること、ゆるやかに対応すること、を推奨している。理由は、自分が持続的に前に進む為の唯一の策である、ということから。 また、時代には3つに分類できるとのこと。治世(政治/社会が安定している時)、乱世(政治/社会が不安定な時)、世の末(政治/社会とも行く末が見ている時)、それぞれの時代にそれぞれの振る舞い方がある、言っている。 さて、今の時代は、治世なのか、乱世なのか、世の末なのか。。。